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ミムが自由気ままに更新するブログ

アイム・オーケー、ユア・オーケー。

(いっとくけど、長文だぜぇ〜?→流行りのすぎちゃんにのってみた・・・(; ・`д・´))


最近、父に会うたびにこんなことを聞かれます。
父「“マズローの欲求階層説”って知ってるか?」
私「ああ、ピラミッド型で5段階になってる、例のあれでしょ」
父「そうそう、それそれ。おやじは今、一番上の自己実現欲求を満たしてるんだよね♪」


ますます調子のよさそうな父である。・・・っていうのは置いといて。
私は教育関係の仕事や勉強をしていますから、当然マズローの欲求階層説は教育心理学として常識。
本題の話をする前に、マズローの欲求階層説について少し説明しておきましょう。

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人間には、食欲や性欲、睡眠欲など生存するための欲求だけでなく、大金持ちになりたいとか、人に賞賛されたいとか、研究した成果を発表したいとか様々な欲求がありますよね。
生きているものはみんな、その欲求のために行動しています。
A.マズローというアメリカの心理学者は、それらの欲求を低次元から高次元の順に5階層のピラミッド型に示しました。
下層から順番にいうと、
1.生理的欲求
生存するために必要な欲求(排泄、食欲、睡眠)。
赤ちゃんを想像すると分かりやすいでしょう。


2.安全欲求
誰にも脅されず、安定した生活を送りたいという欲求。
つまり、雨風をしのぐ住居や戦争や争いのない環境で暮らすことを望むこと、食料に苦労しないことも含めて、暮らしの安定性を欲求することです。


3.愛情欲求(所属欲求・社会的欲求)
集団に属したり、家族や仲間から愛情を得たいという欲求。
いわゆる、構ってちゃんです。


4.尊敬欲求(承認欲求)
他者から、独立した個人として認められて尊敬されたいという欲求。
所属欲求が満たされると、今度は構ってもらうだけでなく、個人として尊重してほしいって思うわけです。


5.自己実現欲求
自分自身の持っている能力・可能性を最大限に引き出して創造的活動をしたい、目標を達成したい、自己成長したいという欲求。
うちの父のように、社会的に成功を収めた人が社会貢献活動をするとかこの部類でしょう。

1が低次元で、それぞれ1段階ずつ欲求が満たされるとに高次元の5に至ります。
また、1〜4までは欠乏した欲求を満たすためのものです。
そして、高次元に至る人はごくわずかだといわれています。
みなさんはどの段階にあるでしょうネ( ゚д゚ )・・・。
一方私は・・・3〜4ないし5を満たそうと行き来していると思いますw
どうも、自分の性格には癖があるので、本当の意味での理解者ってごくわずかだと思いますし(;´∀`)

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で、これを予備知識に入れておいて、本題に入ります。
これらの欲求(主に3から↑)を満たすためには欠かせないものがありますが、何でしょう??



それは、自己肯定感です。D.カーネギー的に言うと自己重要感です。
「自分の存在価値を認める」「自分には価値がある」ということです。


自分が自分をどれだけ受け入れているか。どれだけ愛しているか。
メンタル的な課題です。
これが欠如していると、他者に「自分をもっと重要な存在として扱って欲しい」と要求するようになるのではないでしょうか。
たとえば・・・特定の誰かに執着したり、過剰な期待をしたけどその期待どおりじゃなかったらむかっときたり、勝手に傷ついたり、許せなかったり・・・
他人に以外にも、ギャンブルや暴飲暴食、衝動買いに走ったり、整形手術や薬物の過剰摂取など・・・
すべては自己肯定感の飢えが原因として、埋め合わせるための行動だといえます。


けれど、いじめであったり、何気ない一言で「自己否定」されて傷ついてしまった人は、立ち直るのにはとても時間がかかります。
埋め合わせるためには自分を認めてくれる誰かや何かが必要だと思ってしまいます。
また、自己愛に欠如がある人は、似た者同士でよりそいますよね。
大概お互いが被害者だと思っているので、他人に与えてもらわないと、他人に与えないというlose-loseな関係が成立してしまいます。

逆に、自己愛がある人は自然と自分に対して自信を持っているので、物事に対してひるまず対処していきます。
自分に満たされているのだから、たとえ、恋人がいなかろうが、お金がなかろうが、名誉がなかろうが十分幸せなのです。


I'm OKになると、心に余裕ができ、他人の立場になって物事が考えられるようになり、他人を無条件に受け入れることができる。
そして、無条件に受け入れられたその相手も、自分によって肯定感が与えられ、win-winな関係(両者とも勝ち)になれる、というわけですね(。_。(゚д゚(。_。(゚д゚ )ウンウン


まずは、自己肯定感、つまり自己愛を高めること(`・д・´)9m ビシッ!!
そのためには、本を読んだり、セミナーを受けてみたりして、自分の固執した世界から新しい世界へと成長させていくとよいでしょう。
そして、自分の中で目標を見つけたら、マズローの欲求階層説を満たそうと努力するはずです。


・・・と、偉そうに長々と書いてはみたけれど、私はいろんな意味で不安定です(´^ω^`)
分かっちゃあいるけど、そうもいかないという素直かつ頑固で複雑な性格の持ち主なのです!
自分のこと好きなんだけどなぁ・・・相手のこともめっちゃ好っきやねんけどなぁ・・・(´Д`)否定されちゃうと傷つくわぁ〜
と・・・本題の真の意味がここで語られましたとさw


みんなぁ〜〜HAPPYに生きようぜ〜!!!